2015年3月10日火曜日

カウントダウン



とうとう残り1ヶ月をきってしまった。



あと1ヶ月後には、息子は保育園へ行く。



保育園の一斉入所は4月で、その申し込みは半年前、というタイムラグがある。
なんせ保育園激戦区のため、審査などにそれだけ時間がかかるのだ。



遡ること半年前、まだ生まれて2ヶ月しか経たない息子を抱いて、毎週のように保育園見学へ行き、その時には預けることばかり考えていた。
もちろん子育ては楽しいのだが、それよりも仕事復帰のことや、4月に入園しなければ待機になるので、どうしても4月に預けたい!と考えていた。


2ヶ月の頃はまだ寝ているだけだった息子も、だんだん表情が豊かになり、
よく笑ったり、こちらの声や動きに反応するようになり、
寝返りをし、
あーうーーと声を出すようになり、
お座りが出来るようになり、
離乳食を食べ、
今ではずり這いでどこまでも着いてくるようになった。


どんどんどんどん人らしくなってきた息子との日々はとても楽しくて、
保育士さんの資格でも取ろうかな
と妙な勘違いをするほど、子どもと過ごす時間が幸せに思える最中、

保育園入所決定通知が届いた。



良かった、と思う反面、
毎日毎日どこへ行くのも一緒だった、この息子との日々はもう一生無いんだ…と思うと、とても淋しくなった。


どこへ行っても愛想が良く、ニコニコの我が子を預けることより、親の私の方が子離れ出来るか心配である。


でももう決まってしまったからには
残りの日々を大切にしよう、と
今は前向きに考えるようになった。


残り1ヶ月、自分にとっても専業主婦は残りわずか。やろうと思って出来ていないことを片っ端からやろうと思う。


決意表明日記。






2015年2月7日土曜日

心臓の音



心臓が飛び出そうなくらい…


という緊張や驚いた時に使う表現は
なんだか現実味がないので使わないとして、


昨日の夜中、私は自分で自分の心臓の音が聞こえた。



普段あまりマメにパソコンのメールをチェックしないので、昨日久しぶりにまとめて見ていたら、
様々な勧誘メールやらカード会社からの案内などの中にぽつんと


『村上です』


というタイトルのメールがあった。


村上、て村上春樹くらいしか思い当たらないな
なんて思いながらメールを開いたのだが、その瞬間、
とんでもないことがわかった。



それは本当にあの村上春樹からのメールだったのだ!




前にブログにも書いた『村上さんのところ』というサイトで、村上春樹に質問が送れる
ということで、私も何通か質問を送っていた。
必ず目は通してもらえるものの、返事をもらえるのはそのうち何通か、とわかっていたので、一方通行覚悟で送っていたのだが、なんと!
本当に返事が来てしまった!



とにかく止まらないドキドキで
普段聞こえるはずのない自分の心臓の音を聞きながらも
慎重にメールを読んだ。


そして今度は急いで『村上さんのところ』を開いて見てみると、ちゃんとそこにもメールと同じ内容が記載されていた。



そしてもう一度メールを読み直した。
何回も何回も繰り返し目を通し、
やっとドキドキが収まった頃、急に涙が出そうになった。



ハルキストと呼ばれるほど熱烈なファンでもないし、実際泣けるほど健気でもないが、何万通と届く質問の中から選んでもらえたことは、とてつもなく嬉しかった。




公開文通とは言え、このメールは消えないように保存しておこうと思う。



2015年1月28日水曜日

127


30歳になった。

あっさりと。



いつもと変わらない朝を迎え、
洗濯機を回しながらお弁当を詰め
仕事に行く旦那を見送った後
離乳食を冷凍保存用に大量生産し
息子に離乳食を食べさせ
自分の着替えや息子の着替えを済ませたら家を出た。


この日は息子が3ヶ月の頃から通っているベビーマッサージと産後リカバリー教室の日で、お昼は大勢のちびっ子たちとお母さんたちと共に楽しくストレッチや手遊びをし、その後は恒例のミスドでわいわいお茶しながら育児話に花を咲かせ、解散後は近所の親子といろいろと話しながらのんびり歩いて帰り、自分の誕生日のご飯は何にするべきか、なんて話で盛り上がっていた。

その親子とも別れ、自分の誕生日のご飯の材料を買い、やっと帰宅した時にはもうすっかり暗くなっていた。


家に着き、荷物両手に真っ暗なリビングの扉を開けると



なんと!
仕事に行ったはずの旦那がそこでくつろいでいたのだ!



その光景はまさにサプライズならぬホラーだった。



しかしすぐに状況を理解した私は
ベビーマッサージの後の寄り道や
スーパーでのんびり買い物をしてきたことを後悔した。(もちろんみんなとの主婦座談会はとても面白いのだけど)

そして、仕事と嘘をつき出かけて行った旦那がいろいろと買い物を済ませ、私と息子の留守中にひっそりと帰ってき、晩御飯を作ってくれていたことも知った。



作ってくれたご飯はとても美味しかったし、なにより気持ちが嬉しかった。
もちろんケーキも用意されていた。


というわけで、何だか平凡な1日だったのが一変し、ほわわわ〜んと心温まる1日となった。




サプライズ、やっぱりする方が好きだけど、されると嬉しいな。
ホラーだなんて言ってごめんなさい。ありがとう











2015年1月22日木曜日

そういうふうにできている




先日、夕方頃からかれこれ付き合いも10年くらいになる偏頭痛が始まり、

あー明日は雨かな、と、天気予報を見てみると
やっぱり1日雨という予報だった。


次の日の朝、なかなか目が覚めず
なんで今日はこんなに身体が重いんだろう、とぼんやり考えながら
粘れるギリギリまで布団に居座り、ふと今日は雨だったと気付いた。




小さい頃、雨の日はなかなか起きれず、
それは雨の中学校に行くのが億劫なだけだと思っていたが、
大人になり何かの番組で

どうやら低気圧が関係している


ということを知った。
雨の日は低気圧のせいで眠いのは当たり前なんだとか。



その頃には偏頭痛も酷くなり、
それもどうやら低気圧が関係している

らしい。  



大人でも天気に左右されるのだから、子どもとなれば尚更なわけで、6ヶ月になる息子も雨の日はなかなか目覚めないし


何より機嫌が悪い。



朝からグズグズが止まらない息子のご機嫌取りをしていたせいか

昼過ぎに疲れて座り込んだものの、妙に肩こりやら腰痛やら
全身の関節痛が酷いので、これはまずいと思い、せっせとストレッチを始めた。日々の抱っこやら授乳やらで姿勢がおかしくなり、骨が悲鳴をあげているのだ。


それにしても全身の痛みが酷いので
『お母さん身体が痛いよ〜これはまさか流行りのインフルさんかな〜?こわいね〜』
などと、まだ言葉も理解出来ない息子に冗談ぽいことを言いながら熱を計ってみると

そのまさかのインフルさんを予感させる38℃越えだった。


その瞬間ゾゾーっと寒気がして
急いで『インフルエンザ  症状』で検索してみると、まさに今の症状を言い当てたような言葉がつらつらと綴られていた。

昨晩から続く偏頭痛と思っていた頭痛も
朝身体が重く起きれなかったのも

低気圧のせいではなく、自分自身の体調不良のせいだった。




急いでマスクをし、息子をバウンサーに乗せ、自分から離し、改めて
『インフルエンザ  薬  授乳中』
などと検索し、今後の動きを考えなくては!と今までにない緊張感が襲ってきた。


インターネットで調べてもいまいちどれを信じて良いのかわからないため、友達に連絡し、インフルエンザかも!ということを伝えて情報を集めたところ、薬によっては授乳中でも飲めるのと、熱があっても授乳はしていいのだと教えてくれた。中には子どもが4カ月の時にインフルエンザになったことがある、なんて子もいて、いろいろと教えてもらい、それまでの焦りや緊張感が少し和らいだ。



次の日の朝病院へ行き、その頃には熱も下がっていて、頭痛も関節痛もなく、何故あなたは病院へ?状態だったが、念のため検査もしてもらった。案の定インフルエンザではなく、無駄に解熱剤だけ受け取って帰宅となった。



もちろん今回は1日の熱で済んだのでラッキーだったが、あらためて日々の生活を見直すきっかけとなった。


息子が産まれてすぐは、何かと手洗いうがい、部屋の温度や湿度にも気をつけていたが、半年も経つと、なんでもなんでも口に入れるもんでバイ菌にも強くなってるだろう、なんて油断していたところもあるし、
自分自身に関しては、とりあえず頭が痛ければ低気圧のせいにしていた。



今回の発熱事件はそんな気の緩みに釘をさすような
ちゃんと気をつけないとダメですよ〜というメッセージのようにも感じた。
そんな時にふと、


そういうふうにできている



という、さくらももこさんのエッセイのタイトルが頭をよぎり、久しぶりに読みたいなーなんてことを思った。


諦めと納得が入り混じったいい言葉だ。









2015年1月18日日曜日

30目前にして



あと10日程で30歳になる。



10年くらい前は

『30までには結婚しないと』

とか

『30までには子ども産まないと』


とか、

割と30が1つの目安のようなはずだったのに、

今時そんなこと言うのは時代錯誤というか…


幸いうちの両親はあまりそんなこと気にもしないので、何も言われず、たまたま結婚したいと思う人にも会えたし、子どもまで授かって、


何だか平凡淡々と30を迎えようとしている。




昔のギラギラメラメラ感はどこへ行ってしまったのか、気付けば日々の生活の充実こそが人生の愉しみみたいになっている。




それも全て、子どもが生まれ、家族が出来たことがきっかけであり、

子どもの持つ力というのはすごいなと改めて思った。



20代、自分の夢ややりたいこと最優先で生きてきた自分の30代の目標は



家族みんなが快適な家づくり。
家族の幸せは住まいから。



というどこかの住宅販売会社のキャッチコピーかとも思えるダサい言葉を目標に、

あ、もちろん他にもいろいろあるので

まず1つ目の目標として、がんばろうと思う。




まあこんだけ心境の変化があれば、
そりゃ村上さんにもあんな質問しか出てこんわけやな、と納得してしまった。


早く喫茶店いこ。

















2015年1月17日土曜日

村上さんのところ



まあタイトルそのままですが。



期間限定で、村上春樹と読者がやりとり出来るというサイトがオープンした。



厳密に言うと、こちらから村上さんに何でも質問出来、
それに対し、全てではないが答えてくれる。ただし、送った質問には全て目を通してくれる。

というもの。



既に初日からすごい数の質問が届いてるであろう、『村上さんのところ』に、私もこんなチャンスはない!と、メッセージを送ることにした。



しかし一昨日、このサイトがオープンしてから何度か開いてみたものの、全く浮かばない。





結局、近所の喫茶店の名前が素敵で、入ってみたいのだけど村上さんならどうしますか?という、


自分でも驚くべき無意味な質問を送信し、


なんだかお忙しいところすみません…


という申し訳なさでいっぱいになった。






そんな訳で、とりあえず近々この喫茶店には足を運んでみようと思う。

そしてもう一度村上さんに


『こないだの喫茶店ですけどね、』

と話しかけたい。



一方的な想いの発信はこのブログだって同じなわけで、

一方通行には慣れているので、これくらいの温度感で話しかけようと思っている。



2015年1月16日金曜日

たまごちゃんがたまごちゃんじゃなくなった日





引き続き思い出し日記。




みかんゼリー中毒が終わりを告げた頃、ある事実が判明した。


お腹の子が『おそらく男の子』ということである。






妊娠が判ってから、あるアプリを毎日見ていた。

いわゆる妊娠カウンターというもので、
予定日を入れると出産までの日数をカウントしてくれ、
画面上ではたまごのキャラクターが動いているのだが、
1週間ごとにたまごが変化していき、


しかも季節に合わせて雪が降ったりクリスマス仕様になったり、春には桜が咲いたり…



とにかく見るたびに変化もあり、
カウントも進んでいるので、まるでそのたまごを育てているような気持ちになり、
完全に愛着が湧いていて
そのたまごを『たまごちゃん』と呼んでいた。




そして、勝手な話だが、『たまごちゃん』は私の中で女の子だった。





たまごちゃんをお腹の我が子のような気持ちで見ていたせいか、お腹には『女の子』がいるもんだと思っていた私は、
女の子の名前ばかり考えていて、

昔からつけたかった名前の漢字を密かに何パターンも考えたりしていた。



そして、たまごちゃんがバレンタイン仕様でうかれている頃、病院ではあっさりと『あー。たぶん男の子ですね。』というエコー写真が撮れた。



その日の病院の帰り、携帯の画面の中でご機嫌にチョコに囲まれたたまごちゃんを見て思った。



君、たまごちゃんじゃなくて『たまご君』だったのね…



そう思って見たら、たまごちゃんはどこにも女の子の要素は無く、初めっから私の願望によって勝手に女の子に見えていただけだった。




というわけで、この日からたまごちゃんはたまご君になった。


















この後、二次元のたまごちゃんがたまご君になって間もなくして、お腹のたまご君には別の名前がつくのだが、それはまた次に。